クレジット・クランチとは一言で言えば金融システムが危機的な状態となる事を指します。
しばらく前からクレジット・クランチという言葉をよく聞くようになりました。
去年のサプライム問題からもそうですが、2008年の7月に入ってからもクレジット・クランチを英語でもチラホラと見かけるのではないでしょうか。
クレジット・クランチのクレジットは信用の意味でクランチは危機という意味ですからあまり聞いていて気持のいいものではありませんね。
信用危機とは貨幣経済は信用によって成り立っているわけです。
貸付と預金ですね、この場合は。
サプライムから発した今回のクレジット・クランチは信用不安により、資金の貸し渋り状態が続くため、個人はむろん企業も高い金利を払っても資金調達が困難になってしまい、ひいては全体的な経済活動の温度が冷えてしまい、それによって更に資金の貸し渋りが行われるというマイナススパイラル現象を指します。
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今回、このクレジット・クランチが騒がれだした背景として、一般的には原油価格の高騰が影響しているという向きもありますが、実は米国のサブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅融資)問題の根の深さが原因としているという見方も強いです。
クレジット・クランチが日本へ与える影響として、7月に入ってからの日経平均株価の12日間連続下落という現象になったというわけです。
このサプライム問題は根が深く、一筋縄では解決しない問題ですが、当面、米国の新大統領誕生、および米国経済への期待が強まればクレジット・クランチも当面は緩和される可能性があります。
今回のように、サプライム問題、原油高騰でゆれておりますが、ガソリン価格の高騰にしても、けっして福田総理がふがいないという問題だけではないわけです。
このことはバイオエタノールによる農地の減少による世界的な食料不足、穀物メジャーによる価格操作も含めた、きわめてグローバルな問題であります。
とは言え、日銀総裁も決められない国でありながら、経済状況は安定しているという、ある意味、日本経済の底力を伺える一面もあり、クレジット・クランチにも比較相対的に影響は弱いと思われます。
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